闇という黒いキャンバスに、光という絵の具で絵画を描くような仕事、それが照明デザインです。 光が氾濫している今日の夜景を、より美しく、より快適に、より効率よく照らすためのアイディアを出し、それを的確に、そして迅速に実現すること、それが私たち照明デザイナーに課せられた任務だと考えています。 照明はただ明るくするだけの手段ではありません。アイデンティティーを表現し、ポリシーを象徴し、メッセージを伝えます。
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石井リーサ明理は、中国最大照明授賞式の1つであるZhurong Awardsにゲストスピーカーとしてリモート出演し、「東洋と西洋の光文化」というテーマで講演しました。
元中国照明デザイナー協会会長である、キャリー・ユー氏とのパネルディスカッションという「マスター対話形式」で、ビジュアルや解説を用いて一連のキーワードを巡る対談でした。各「マスター」が同じテーマで話を展開しますが、内容は多岐に渡り、多くの聴衆からの大好評をいただきました!
フランスの照明専門誌『Lux』に、石井リーサ明理が取材したミラノ・サローネに関する記事が掲載されました。一週間ミラノ・サローネを訪れ、そこで得たインスピレーションと、トレンド分析を執筆。新しいアート空間、多様化するアウトドア空間の提案、デザインに融合するテクノロジー、リサイクル性、モジュール性などについて書いています。もちろん、美しいものを見たり、デザイン界の国際的な友人たちと再会したりする喜びは、嬉しいボーナスでした。
石井リーサ明理は、文化庁主催の「建築文化に関する検討会議」の委員に召喚されました。日本は、建築の分野で国際的に認められた技と遺産を持ちながらも、国内ではそれほど認知されていないため、石井にとってこの会議はとても意義のあるものでした。近代建築家による作品を評価し価値付けするため、3月から、3回の会議が開催され、メンバーの質の高さも加わり、多くの有意義な議論がなされました。
(photo: bunganet.tokyo)
ABOUT
I.C.O.N.は、2004年に石井リーサ明理により設立されて以来、照明デザインと光アートの新しいコンセプトの創造を目指しています。パリと東京をベースに、日本文化とフランスのエスプリ、国際的な経験を元に、光の革新者として新たな照明のトレンドを世界に発信し続けています。
進歩的な照明手法、ノウハウ、多様な光のボキャブラリーを用いながら、あらゆる分野(都市空間、建築、美術・博物館、ランドスケープ、イベントなど)のプロジェクトに、チーム一丸となって繊細さをもって、鋭意、取り組んでいます。
その見識とプロフェッショナリズムが広く認められ、I.C.O.N.は、多くの国際的な賞を受賞しています。